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滋賀県は、有名な琵琶湖を県央に抱き、「湖国」と呼ばれることもある県。大津、南部、甲賀、東近江、湖東、湖北、高島の7地域に区分されますが、琵琶湖を中心に湖南、湖北、湖東、湖西と4地域に区分するのが一般的です。古来から交通の要衝として栄えた湖南地域の大津、草津などは大阪、京都で働く人々のベッドタウンとしての側面も持っています。県面積の大半を森林が占めていますが、京阪の通勤通学圏であることもあって住宅開発は盛んに行われており、全国でも数少ない人口増加を続けている県です。
滋賀県は、東日本と西日本を結ぶ交通の要衝でもある立地から、大津駅から京都駅は約10分、彦根駅から京都までは約45分と、京阪への好アクセスを確保しています。それでいて、地代家賃は比較的リーズナブルで、琵琶湖をはじめ風光明媚な自然を身近に暮らせる環境の良さが滋賀県の最大の魅力。都道府県別の満足度や幸福度を測る調査などでも、滋賀県は上位10位前後にランクインしています。また比叡山延暦寺、彦根城、安土城跡など歴史的価値の高い名所や、近江八景と称される琵琶湖の景勝地が数多くあり、レジャー面でも充実。琵琶湖の水質改善への取り組みなどから環境への意識も高く、住みやすい県と言えます。