建替え実績

池尻団地 建替え事業

アトラス池尻 理事長インタビュー
管理組合運営について
新マンションの理事長に伺いました。(2020.02)
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理事会の正常な運営が、コミュニティの育成にもつながると思います。

ー従前の区分所有者の方と新しい区分所有者の方が管理組合運営で、大切にされていることはどんなことでしょうか。
管理組合、理事会が正常に機能しているのは、ものすごく大きなことだと思います。このマンションは理事が16人、監事が1人の17人の役員がいるわけですが、第1回の理事会では、その半数の方に以前の建替組合の理事だった方になっていただいて。建替えに対して、いろいろな思いがあったところを、「なんとかつないでいきたい」ということで第1回の理事会を発足させました。
間口を広く、参加しやすくする。これはかなり大きいと思っています。「こうでなきゃいけない」というのは、とてもつらいことなので、どんな形でもいいから参加してもらう。要するに「毎回出席しなくてもいい」ということも許容するような形で、とにかく参加してもらうことを大事にしています。

管理組合主催の参加型イベントも毎年好評です。

ー新しいマンションでは、いろいろなイベントが開催されると聞いていますが、参加状況はいかがですか?
5月の連休明けに消防訓練を行っているのですが、昔(池尻団地時代)は10人にも満たなかったと思うんです。新しいマンションになってからは、70~80人参加されています。中庭が広いものですから、そこで実際にホースを出して放水するのですが、それがおもしろいようでお子さんなどはとても楽しそうにやっていますね。あとはクリスマスコンサートですね。これは3回ほど開催しましたが、最初はバイオリンとチェロの2本で、こちらのロビーで行いました。実際に椅子を並べてみると、80席ぐらいあるんですよ。クリスマスツリーに演奏、そして中庭にはイルミネーションもあって、「とてもクリスマスらしいコンサートができるなぁ」ということで好評でした。

ーイベント活動を始められたのは、どのような理由からだったのでしょうか?
実は防火防災委員会というものを第1回理事会から立ち上げまして。とにかく、普段から顔を合わせて、「知り合いになっていたほうがいいよね」、「会う機会はできるだけあったほうがいいよね」という意見が発端となって、「イベントをやろう」という話が防火防災委員会の中で持ち上がったんです。それを理事会が採用しました。いわゆる「コミュニティを作ろう」ということよりも、その防火防災の観点からスタートしたという。そういう意味では、リアルな発想だったと思います。

多くの方から「いいマンションにしよう」という意識が感じられます。

ー新旧区分所有者では、どちらの方が多く参加されているなど、傾向はございますか?
私たちの意識の中に、新旧住民という考え方はなく、2014年の3月、4月に一斉に住み出したのですが、古い住民も新しい住民も、1からのスタートという感じでした。新しく住まわれた方の場合は、小さいお子さんが多いこともあります。また、賃貸の方もいらっしゃいます。皆さんの状況は異なりますが、「まんべんなくいらしているかな」と思います。とてもきれいで住みやすいマンションということもあって、多分住まわれる方は「来てよかったな」と皆さん感じていると思います。一生懸命いいマンションにしようと、皆さん意識してやっていらっしゃるかなと思います。

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