建替え実績
日興パレス白金
建替え事業
都心立地、半数が賃貸利用の
マンションの建替え
- Before7階建て
都心下町に建てられた
投資用分譲マンション - After23階建て
白金アドレスにふさわしい
ハイグレードマンション
都心立地、半数が賃貸利用の
マンションの建替え

「日興パレス白金」は、1981年に竣工した84区画のマンション(住宅83・店舗1)でした。2000年に白金高輪駅が開業し、街のイメージは大きく変わりましたが、竣工当時は低層の町工場や商店が建ちならぶ街並みでした。投資用(賃貸利用)として分譲された区画も多数あったことから、建替え決議時点では、全84区画のうち、44区画が賃貸利用されていました。区分所有者には他府県居住の方も多く、建物や所有する区画を何年も見ていないという方もいらっしゃいました。漏水事故の発生等、建物の老朽化は深刻でしたが、賃貸利用の区分所有者が多かったこともあり、区分所有者の皆様の建物への関心は低く、総会への参加者も少ないなど、管理組合としての活動も非常に低調な状況でした。
旭化成の全面的なサポートで建替えを実現

区分所有者の皆様の関心が低い中、説明会や個別面談を重ねることで、建替え実現に向けた合意形成を進めました。ニュースや説明会資料の送付だけでなく、遠方に居住の方にも直接お目にかかりご説明するなどの活動を重ねて、建物の状況と再生の必要性への認識を高めていきました。また、都心立地のマンションに固有の課題である賃借人の退去や居住する方の仮住まい・引っ越しの手配等については、情報提供等を通じて、ご不安の解消に努めました。尚、港区では建替えの検討時点で既に高さ規制が導入されていましたが、建替え検討中のマンションに関する適用の特例(時限措置での適用除外)があったことも、建替え実現の大きな要因となりました。
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