—— わんちゃんのお名前を教えてください。

S様）たんじろうといいます。ラブラドールのミックスで、6才の男の子です。アニメに関する名前を付けたいと思っていたのですが、シェルターから引き取った当時「タンク」と呼ばれていたので、似たような名前が良いと思い、鬼滅の刃の主人公の名前にしました。

—— シェルターからの引き取りなのですね。何かきっかけがあったのでしょうか。

S様）当時アメリカに留学していたのですが、友達も家族もいなくて寂しくて。海の近くに住んでいたので、一緒に海で遊べるパートナーが欲しいなと思い、犬を迎えようと思いました。アメリカはシェルターからの引き取りする方が多いのですが、海が好き、遊ぶの大好き、という性格を聞いて、たんじろうを引き取ることに決めました。

—— 実際にお迎えしてみていかがでしたか。

S様）それまでは言葉が通じないという後ろ向きの気持ちで、なかなか人とコミュニケーションが取れなかったのですが、たんじろうが来てからは散歩中に声をかけられたりして、自然と周りの方とのコミュニケーションが増えました。
トイレなどはトレーニング済みで、多少破壊行動がありましたが、しばらくしたら落ち着きましたし、しつけで困ったことはありませんでした。

—— お散歩は普段どのくらい行かれるのですか。

S様）朝は20分くらい、夜は1～2時間行っています。外でしかトイレができないので、どんなに荒天でも散歩は行きます。たんじろうは水遊びが好きなので、雨の日の散歩はとても楽しそうにしています。

H様）お出かけもよく行っていて、ドッグランや山、海、ドッグプールなどにも行っています。

—— 共働きということですが、お留守番は多いのですか。

S様）家から近いところで働いているので、昼休みに一度帰宅してたんじろうのお世話をしています。飲み会などは全て断っていて、友達や彼と出かけるときも基本的にはたんじろうを連れていっています。どうしても連れていけない場合は、必要な用事だけ済ませたらすぐに帰るようにしています。ですので、お留守番は最低限だけです。

—— 大型犬と暮らすうえで、気を付けていることは工夫していることはありますか。

S様）私たちが持ち上げられるサイズではないので、シニアになっても自分で歩けるよう、体力をつけるために散歩や運動の時間はたくさん作るようにしています。

S様）それと、万が一災害が起きた際に、たんじろうの大きさだとクレートに入れて移動するのは現実的ではないので、大きいカートを用意していつでも動かせるように部屋に置いています。このサイズのカートであれば、トイレシートや水なども入れて一緒に運べるので便利です。

—— 大型犬を迎えるか迷っている方にアドバイスはありますか。

S様）存在感もあって、一緒に色々なことができて可愛いし楽しいですが、家の中でもスペースを取りますし、掃除もとても大変です。散歩も時間がかかるので、自分にかける時間がなくなります。ごはん代や病院代なども、体が大きい分お金がかかります。ですので、そのあたりをよく考えてお迎えいただくと良いのではと思います。