ペットと暮らすお宅訪問
第87回 F市ヘーベルメゾン在住O様とトイプードルの小吾郎くん
F市ヘーベルメゾンにお住まいのO様。
今回は小吾郎くんとの思い出や日々の暮らしを取材しました。

- —— わんちゃんのお名前を教えてください。
- O様)小吾郎といいます。トイプードルの14才の男の子です。子供の名前が吾郎で、その子が亡くなって間もなく迎えた子で、生まれ変わりのような運命を感じて「小吾郎」と名付けました。

昔からトイプードルが好きで、ブリーダーさんのブログを見ていたのですが、ショードッグ出場に必要な大きさに達しなかったという理由で少し大きめの10ヶ月齢の頃にご家族募集されていたのが小吾郎でした。実際に会った時、他の子は天真爛漫な感じなのに、この子だけはキョトンとして手をぺろぺろしてて、なんとなくそういうところに惹かれてお迎えすることに決めました。

若いころの写真(O様提供)
- —— 初めてのわんちゃん飼育ということですが、お迎えしてみていかがでしたか。
- O様)なるべく環境が変わらないように意識しました。ケージ、給水器、寝床、おもちゃなど、すべてブリーダーさんのところで使っていたものと同じものを用意して、ケージ内の物も配置も全く同じにしました。


ブリーダーさんのところで10ヶ月まで育ててもらっていたので、トイレなどのしつけは問題なかったです。とても良いブリーダーさんで、何でも聞いてくださいと言ってくださったので、フードの食いつきが悪いことなど些細なことまで色々アドバイスいただきました。
他にもJKCの訓練士の方に少し訓練していただいたこともあって、その方とは今も繋がっていて、何かあれば相談できるので安心です。

- —— お引越しの際にこちらの物件に決めたポイントは何でしたか。
- O様)以前トリミングサロンで怪我をしたときに、ストレスから脱毛してしまい、それを治療してくれる病院を探した際に、西洋医学と東洋医学を融合した病院に行きつきました。とても良い病院で継続して通いたいと思ったので、病院に近いこちらの物件に入居を決めました。私自身が防災に興味があるので、ヘーベルメゾンが災害に強いということも魅力でした。

- —— ありがとうございます。実際にお住まいされてみていかがでしたか。
- O様)ペットスペースや足洗い場、お出かけフック、太陽光パネルなどの設備があって、ペットとの暮らしのために工夫されていると思います。他社さんでも同じように設備を付けた物件はありますが、会社としてペットのことを真剣に考えて、情報発信したりイベントを行うなんて、他では聞いたことがないですし、本当に素晴らしいと思います。住んでみて、旭化成さんへの印象が変わりました。

- —— ご入居前にペット審査を受けられたと思いますが、どのように感じましたか。
- O様)この子を審査してもらえて、逆に嬉しいと思いました。他のペットもみんな同じような手続きを経て入居されるので、安心して住めると思いました。

O様提供
- —— 小吾郎君とお出かけはされるのですか?
- O様)若いころは年数回ほど一緒に温泉へ行っていましたが、気管虚脱を患ってしまい手術も受けたので3年ほどは出かけずにいました。そんな時、昨年の「わんわんイベント」に参加して、小吾郎がすごく嬉しそうにしているのを見て、それからは月1回旅行へ行っています。お金は大変ですが、元気なうちに思い出をいっぱい作りたいと思っています。

わんわんイベントで作ったオリジナルアクリルスタンドと小吾郎くん

O様提供
- —— 素敵ですね。
シニア犬との生活で、何か工夫されていることはありますか。 - O様)お散歩に出づらい気候の時でも家で運動ができるようにリビングに滑り止めのためのカーペットを敷き詰めてドッグランのようにしています。お散歩に行く際もコースも日々変えるようにして、刺激を受けられるようにしています。


ベッドに上がるためのステップ。今はこの上り下りも難しくなったそうです。

乾燥や暖めすぎを防ぐため、人間用デスクヒーターで寝床を暖めています。

ほかにも、健康維持のために、気管虚脱治療中に購入した酸素発生器で定期的に酸素を浴びせたり、DENBAという電位マットを使ったりいます。あとは、少しでもおかしいなとか変化を感じたらすぐに病院へ行くようにしていますし、出かけるときは近隣の病院を事前に調べるようにしています。

酸素発生器

電位マット

- —— お手入れについてはいかがでしょうか。
- O様)以前は毛量が多かったので月2回トリミングへ行っていました。電車で1時間ほどかかるので、今は3週間に1回程度に減らしています。歯磨きやブラッシングも定期的にやっています。

お手入れグッズ。歯ブラシは珍しい筆タイプ。
- —— さきほど防災に興味があると仰っていましたが、何か対策はされているのですか。
- クレートの中に水やごはんを入れていて、いざというときに持ち出せるようにしています。あとは食いつきの良いフードもストックしていて、これはトリミング行くときなど少し遠出するときにはいつも持ち歩くようにしていて、出先で何かあっても対応できるようにしています。この子を守るためには飼い主である自分が生き延びなければならないので、自分の分の防災グッズもたくさん準備しています。

- —— さいごに、O様にとって小吾郎くんはどのような存在ですか。
- O様)命より大事なもので、息子のような存在です。いつも階段を駆け上がって得意げにドヤ顔していて、私もその楽しそうな姿が誇らしかったのですが、シニアになって一度転んでからトラウマになって階段がのぼれなくなってしまいました。そうやって少しずつ老いを感じるのは寂しいですが、これからもできるかぎり一緒にいてやれるだけのことをやって過ごしていきたいと思います。



