ペットと暮らすお宅訪問
第81回 K市ヘーベルメゾン在住H様とマンチカンのぶりくん、ミックス猫のぐらくん・ぼんくん
K市ヘーベルメゾンにお住まいのH様。
今回はぶりくん・ぐらくん・ぼんくんとの思い出や日々の暮らしを取材しました。

- —— ねこちゃんのお名前を教えてください。
- H様)1才のマンチカンが「ぶり」、2才のミックス猫が「ぐら」、4才のミックス猫が「ぼん」です。みんな男の子です。

ぶり

ぐら

ぼん
- —— 3匹いるとにぎやかですね。お名前の由来はいかがでしょうか。
- H様)ぶりは、ブリーダーサイトに載っていた写真が茶色くて丸い感じで、「ブリガテイロ」という外国のチョコレート菓子に似ていると思って名付けました。
ぐらは保護団体さんのところでグラタンと呼ばれていたので、ポルトガル語でグラタンを意味する「グラチナード」と名付けました。
ぼんはぐらと同じ保護団体出身なのですが、「ボンボン」と呼ばれていたので、そのまま名前を引き継ぎました。
それぞれ本当は少し長い名前なのですが、呼びやすく「ぶり」「ぐら」「ぼん」と呼んでいます。


- —— はじめにぶりくんをお迎えされたそうですが、きっかけは何でしたか。
- H様)数年前に転職して在宅勤務中心になり、いつかペットを迎えたいと思い、ペット可の物件に引っ越しました。
1年半ほど前に仕事の異動で知り合った同僚がとても猫好きな人で、その方の影響で猫を迎えようと決心し、ブリーダーさんから迎えました。

お迎えしたころのぶり(H様提供)

兄弟ではないけれど、どちらも熱海で保護されたという縁のある2匹
- —— はじめてねこちゃんを迎えて、いかがでしたか。
- H様)家の中に動物がいる、というのが不思議な感覚でした。お迎えしたのが6ヶ月くらいの子猫の時だったので、たまに出社する際は気が気ではなく、ペットカメラでちょくちょく様子を見ていました。当初は猫についての知識が全然なかったので、少しのことでもすぐに調べていましたし、喉を鳴らす「ごろごろ」も病気かと思って猫好き同僚に聞いていました。ぶりには猫の飼い主としての基本を教えてもらった感じです。


ペットカメラ
- —— その後ぐらくん、ぼんくんをお迎えされたということですが、ぶりくんの反応はいかがでしたか。
- H様)ぐらは社交的な性格なので、ぶりも2週間くらいで慣れてくれました。
その後こちらのお部屋に引っ越してすぐにぼんを迎えたのですが、引っ越しのストレスもあったからか、ぶりがぼんを受け入れるのに2ヶ月ほどかかりました。ぼんにちょっかいを出されるとぶりが便を失禁してしまったり。ただ、幸いなことにゆとりのある間取りだったので、ぼんを迎えてしばらくの間は、ぶりとは部屋を分けることができました。
ちょっかいを出さないごはんのタイミングなどに少しずつ距離を近づけていって、だんだんと慣らしてきました。



自動給餌器

今では並んで食べられるように(H様提供)
- —— ねこちゃんたちと生活するようになって、H様に何か変化はありましたか。
- H様)部屋がキレイになりました。物はすぐに片付けるようにしたり、シンクに洗い物を置きっぱなしにしないようにしたり、猫たちが安全に過ごせるよう心がけています。
室内で起こるペットの事故は飼い主責任のことが多いと思いますので、その点はいつも注意しています。
あとは生活リズムが規則正しくなりました。休日でもねこたちの朝ご飯があるので早起きしています。


3匹のために購入した大型のキャットタワー

- —— ところで、こちらの物件へのお引越しについて、すでに猫ちゃんたちを飼っている状況でしたが、物件探しはどのようにされましたか。
- H様)前はペット可賃貸に住んでいたのですが、その物件探しの時に一般のサイトだと「ペット飼育するなら敷金追加」「ペットは1匹まで」など条件が様々でわかりづらいと感じました。ですので、今回お引越しを検討したときは、「ペットと住むことが前提になっている物件」が良いと思いとネットで検索したところ「+わん+にゃん」の募集サイトにたどり着きました。2ヶ月くらい探して、ようやく空きが出たのですぐに申し込みました。



猫用コタツに群がるねこちゃんたち(H様提供)
- —— 以前のペット可賃貸と比べていかがですか。
- H様)ペット審査のための書類を記入したのですが、「ペット情報も入居者家族の情報と同じように扱われているんだ」とペット共生ならではの手続きが嬉しく感じました。
イオン発生機はずっとつけっぱなしにしています。ペットスペースはトイレを設置していますが、囲われている空間が良いようで、ねこたちに一番人気のあるトイレになっています。
犬を飼育している方もいますが、吠え声は全然聞こえないです。

一番人気のペットスペースのトイレ

ドアの下部には傷防止シートを貼って破損対策

網戸には市販のロックを取り付けて脱走対策


水はお皿タイプとファウンテンタイプの2種類を用意。それぞれが好みで飲み分けているそう。

高窓もねこちゃんたちのお気に入りスポット(H様提供)
- —— ありがとうございます。
「+わん+にゃん」のサービスはご利用されたことはありますか。 - H様)まだ利用はしていないのですが、今後不在にすることがあるときにはペットシッターの割引サービスを利用したいと思います。あとは今度開催される「ペット防災セミナー」は申込済みです。マイクロチップは最新情報に更新してあるので災害時に万が一逃げてしまっても再会できると思うのですが、3匹を連れて安全に避難するにはどうすればよいか、とても関心があります。
※取材時6月上旬



持ち運び用のリュックとキャリー
- —— お手入れについて教えていただけますか。
- H様)日曜日はお手入れの日と決めていて、3匹のブラッシングをしています。それぞれブラシに好き嫌いがあったり、換毛期だったりするので、ブラシは使い分けています。
爪切りは気になったときにすぐに切れるように、机の上にいつも出しています。ぼんは抱っこが苦手なので、たまに動物病院で切ってもらっています。
シャンプーはみんなとても嫌がるので、冬などフケが出やすい時期はシャンプータオルを使ってケアしています。

ブラッシンググッズ

お気に入りのおもちゃ。おもちゃの好みも三者三様。

3匹の体調は、首輪装着できるIoTツールを介してアプリで管理。
- —— さいごに、H様にとってぶりくん・ぐらくん・ぼんくんはどのような存在ですか。
- H様)家族だし、そこにいて当たり前の存在です。彼らがいないと私も生きていけないというか。この子たちが穏やかに元気に天寿を全うできるよう、できることはしていきたいですね。
この子たちがいるから頑張れるのはもちろんですが、この子たちのために私が元気でいなければならないので頑張りすぎないことも大事なのかなとも思います。



