ペットと暮らすお宅訪問
第40回 K市ヘーベルメゾン在住S様とチワワのちろちゃん
K市ヘーベルメゾンにお住まいのS様。
今回はチワワのちろちゃんとの明るく楽しい日々を取材しました。

- —— わんちゃんのお名前を教えてください。
- S様) ちろといいます。チワワの女の子で、11才になります。歩く姿が「ちろちろ」している感じがしたので、そこから「ちろ」と名付けました。
- —— 可愛らしいお名前ですね。ご結婚前から飼っていたということで、お一人でわんちゃんを迎えて、大変なこともあったと思いますが、いかがですか。
- S様) もともとそんなに吠えたりする子ではなかったので、しつけはそこまで苦労しませんでしたし、毎日のお散歩も大変ではなかったです。むしろ、仕事が忙しく一人ぼっちにさせてしまう時間が多かったので、ちろに対して申し訳ない気持ちがありました。

- —— ちろちゃんは東日本大震災を経験されているそうですね。
- S様) 仙台に住んでいた時に被災しました。
震災発生時、私は仕事をしていてちろは自宅で留守番をしていたのですが、ケージで留守番させていたおかげで、倒れてきた物でけがをすることもなく、無事に生き延びていました。室内開放で留守番させていたら、どうなっていたかわかりません。
- —— 避難所などにはちろちゃんを連れて行ったのですか。
- S様) ちろはサイズが小さくて連れていくことはそこまで大変ではなかったですし、何よりをちろを置いて避難することは考えられなかったので、一緒に避難しました。無駄吠えもほとんどしない子だったことも幸いしたと思います。
- —— 震災後、ちろちゃんに何か変化はありましたか。
- S様) 震災後、東京へ引っ越してきたのですが、精神的に不安定になって想像妊娠してしまい、ぬいぐるみを離そうとしなくなりました。
- —— それだけショックの大きい経験だったのでしょうね。

- —— ところで、これまでにいくつかペット可賃貸にお住まいいただいているということですが、弊社のペット共生賃貸について、違いを感じるところはありますか。
- S様) 色々と設備が工夫されていて良いなと思います。イオン発生器はお客様がいらっしゃったときに活躍しますし、エントランスの足洗い場も役に立っています。
入居時のペット審査は思った以上に長かったですが、他の入居者様とペットも同様の審査を受けていると思うと、安心感がありますね。イベントに無料で参加できるサービスがあるのも面白いなと思います。

エントランスにある足洗い場
- —— 旭化成では定期的にご入居者様向けのペットイベントを開催しています。S様も以前「わんわんイベント2016」にご参加いただき、ありがとうございました。あのようなイベントにはよく参加されるのですか。
- S様) そうですね。他の犬と交流する機会を持ってほしいので、なるべく参加するようにしています。
前回参加したイベントでは、撮影会がとてもよかったと思います。主人はその日撮影した写真をLINEのアイコンにしています。

イベントに参加したときのちろちゃん
- —— また2019年も開催予定ですので、ぜひご参加ください。
—— ご入居後、お子様が家族に加わったということですが、その際ちろちゃんに対して何か気を付けたことはありますか。 - S様) 子供が生まれたばかりの頃は、やきもちを妬いている様子もありました。これまでできていたトイレを失敗するようにもなりました。でもどちらかというと、甘えたい気持ちを押さえて子供に譲る、というような場面が多かったので、私は時間があればできるだけ遊んであげたりスキンシップをとるように心がけました。

お子様が生まれた後もお散歩に出かけてちろちゃんとのコミュニケーションを大切にしているS様
- —— お子様とちろちゃんの関係性はどのような感じですか。
- S様) 妊娠中からお腹にぴったりとくっついていましたし、子供とちろは仲が良いと思っています。
私が子供を叱っているとき、ちろが守ろうとして「ワン」と声をあげることもあります。子供もちろといることで、思いやりのある子になってくれるんじゃないかなと思っています。

ひなたぼっこするちろちゃん。隣にお子様が一緒に寝ていることも多いそうです。
- —— ちろちゃんはもうシニア期に入っていますが、お世話でこだわっているところや気を付けていることは何ですか。
- S様) シニアになり、てんかんのような発作を起こすようになったことがきっかけで、ごはんを自然食(手作り食)に変えました。今は子供の離乳食と一緒に作っています(笑)
自然食に変えてから、発作症状も落ち着き、尿の色もきれいになり、便臭も軽減されたような気がします。 - —— 毛づやがキレイなのも、自然食のおかげかもしれませんね。

手作り食(大豆ミート・小松菜・納豆・かぼちゃ・お米・おくら)
- —— そのほかのお手入れについてはいかがですか。
- S様) ほぼ毎日歯磨きしてあげています。歯ブラシは嫌がってしまうので、ガーゼを指に巻いて行っています。
念のため1年に1回歯石除去してもらっていますが、だんだんと麻酔のリスクが上がってくるので、今後どうするか考え中です。 - —— しっかりと歯磨きをして、歯垢蓄積による歯肉炎を予防したいですね。
—— 最後に、S様にとってちろちゃんはどのような存在ですか? - S様)かげがえのない存在です。家族なので、“犬”と“人間”というような分け目はないですね。子供とちろとどちらが大事ということもないですし、どちらも大切に思っています。
仙台に住んでいたころに、散歩中に首輪が外れてトンネルの中へ逃げてしまったことがあるという、ちろちゃん。周囲の方の協力もあり、無事に保護できたのですが、S様は犬を飼うことに対する責任を考えさせられたそうです。
そんなS様の責任ある愛情に包まれながらお子様とじゃれあうちろちゃんの姿は、とても可愛く癒されるものでした。




