飯能市にはもう1カ所、トーベ・ヤンソンさんにまつわる場所があります。それが、今回訪れた「メッツァ」です。ちなみにメッツァとはフィンランド語で「森」という意味なんですよ。

「メッツァ」はトーベ・ヤンソンさんが創り出したムーミンの物語の世界を体験できるテーマパーク「ムーミンバレーパーク」（有料）と、故郷である北欧のライフスタイルを体験できるパブリックスペース「メッツァビレッジ」(無料)の2つのエリアで構成されています。

メッツァではリードをつけていればわんちゃんも一緒にお散歩OK！非日常の世界へと吸い込まれていくようにメッツァティエ(エントランスロード)を進んでいくと、メッツァビレッジが見えてきました。

ムーミンバレーパークへの道の途中、ところどころに見かけるベンチにはムーミンの物語に登場するキャラクターたちの言葉が刻まれたプレートが付けられています。
紡ぎだされることばからムーミンの物語の世界観をわんちゃんと一緒に感じてみてはいかがですか？

ムーミンバレーパークのエントランスではムーミンとリトルミイの可愛いオブジェがお出迎え。

ムーミンの本のゲートをくぐって、いよいよ物語の世界へ。わんちゃんと一緒にテーマパークに入れるというだけで、胸が躍ります。

ムーミンの物語の世界観がギュッと詰まっているムーミン谷エリアにやってきました。ひときわ目を引くパークのシンボル・ムーミン屋敷をバックにパチリ。

ハルちゃんを撮影していると、ムーミン屋敷の前に人だかりができているのが見えました。なにかと思ったら…

ちょうどスノークのおじょうさん（ムーミンのガールフレンド）とリトルミイがお散歩している最中！急いで駆け寄って、ハルちゃんと一緒に写真を撮らせてもらいました。
わんちゃんがキャラクターと一緒に写真撮影できるなんて嬉しい！これぞテーマパークの醍醐味ですね。

やっぱりリトルミイはおちゃめ♪元気いっぱいポーズをとってくれました。

“エンマの劇場”では1日2回、ムーミンと仲間たちによるライブエンターテインメントショーが観られます。鑑賞エリアの外側からわんちゃんとも一緒に楽しめますよ。

ムーミンの物語を体感できる展示施設“コケムス”。ペットは施設の中に入れませんが、ここでは建物前にあるムーミン像に注目。ムーミンが手に持っているお花は、スタッフが毎日変えているそうです。
おや、ハルちゃんがムーミンと同じポーズをとっていますね！

“ムーミン谷の売店”には多彩なムーミングッズが勢揃い。なかでも、今年から販売が始まったペットフードボウルやペットフードジャーはチェックしておきたいグッズです。

小さなショップもたたずまいが可愛くてフォトジェニック。いくつかのショップは、わんちゃんが完全に隠れるキャリーバックに入っていれば一緒に入店できます。

ムーミンの物語に出てくるキャラクター・竜のエドワードのランタンを発見！ パーク内には至るところに物語の世界観を感じられる仕掛けが散りばめられています。
ニョロニョロの気圧計など、レアなものもあるそうなので、わんちゃんと散策しながらぜひ探してみてくださいね。

ここで、愛犬家の皆さんに耳寄りなお知らせです！
つい最近、パーク内にドッグランが新しくオープンしました！小型・中型犬のみの利用となりますが、わんちゃんが楽しめる場所が増えましたよ♪

ヘムレンさんのボートは『ムーミン谷の仲間たち』に出てくるそう。このようにムーミンの本の挿絵を再現しているスポットがパーク内に点在しているので、パネルと見比べて楽しむのもいいですね。

パークの一番奥にあるのは“スナフキンのテント”です。スナフキンは静かなところが好きなので、ここまで来るとさっきまで聞こえていたBGMが消えて、鳥のさえずりや風のささやきを感じられるようになっているんですよ。

ムーミンバレーパークの締めくくりはエントランス近くの“はじまりの店”でのお土産探し。お出かけの思い出にここでしか買えない限定商品を…と、オリジナルのレジャーシートを購入しました。

他にもわんちゃん連れの方たちがたくさん訪れていて、思い思いにくつろいでいました。ハルちゃんも春のお散歩を楽しんでくれたかな？

北欧は幸福度が高いことで知られています。心の潤いは、自然に親しみながら過ごすゆったりした時間からも培われていくんだなぁと感じられたひとときでした。