見たい

イベントやお宅訪問など気になるレポートや写真が満載

ペットと暮らすお宅訪問

第31回 S区ヘーベルメゾン在住I様ご夫婦とトイプードルのビリーくん&レイくん

S区ヘーベルメゾンにお住まいのI様ご夫婦。
今回はトイプードルのビリーくん&レイくんとの穏やかで楽しい日々を取材しました。

—— わんちゃんのお名前を教えてください。
黒い子はビリー、白い子はレイといいます。二人ともちょっと大きめの男の子で、それぞれ8才、2才です。
—— 素敵なお名前ですね!
ビリーくんとはどこで出会ったのですか?
先代の子が晩年お世話になった動物病院の院長先生が紹介してくださった、ブリーダーさんのところで出会いました。
飼ったことのない犬種ですし、先代の子が亡くなった後に仕事を増やしていたこともあり、ちゃんと飼育できるか心配で、1ヶ月くらいは悩みました。でも病院の先生からも健康もしつけもサポートするとおっしゃっていただき、迎える決心をしました。
—— そうだったのですね。2匹目のレイくんは、どういったきっかけで迎えられたのですか?
ビリーが通っていた幼稚園の仲間たちが、だんだんと2匹目を迎えるようになって、うちもそろそろかな、と思うようになりました。
いくつかブリーダーさんを訪ねましたが、レイに出会った時「出会っちゃったね」という感覚がありました。
レイはやんちゃな性格だったので、ブリーダーさんからは他の子も勧められました(笑)でもビリーもレイと面会した時に嫌がりませんでしたし、会って1週間くらいで飼育を決めました。
—— 2匹目を迎える際、何か気を付けたことはありますか?
レイは家に迎えた当初、とにかく好奇心が強い状態だったので、まずはサークルメインで生活させました。1日のうち何回かお部屋に開放して、徐々にビリーと一緒に過ごす時間を増やしていきました。
はじめは嫌がっていたビリーも、少しずつ自分からレイのサークルに近づくようになり、2-3か月過ぎたころにはだいぶ慣れてきました。
ただ、まだレイは幼くて分別がついておらず、ビリーのおもちゃやスペースを取ってしまう心配があったので、1年くらいはサークルを使ってテリトリーを分けていました。
—— ゆっくり時間をかけて関係性を築いていったのですね。
そうですね。それと、2匹目を迎えたとしても、飼い主と犬との関係はそれぞれ1対1の関係だと思っています。ですから、今でも散歩は1匹ずつ行くようにしています。

クレートもそれぞれ使い分けています。

休ませる際は布やブランケットをかけ、上に設置した温湿度計で、クレート付近の状態をチェックするようにしているそうです。

—— ところで、以前は「ペット可」マンションにお住まいだったそうですね。
都心にあるペット飼育OKのマンションに住んでいました。交通の便もよく、人間にとっては暮らしやすい環境だったのですが、交通量が多かったり、アスファルトばかりだったり、犬達を散歩させるには良い環境とは言えませんでした。
ただ、引っ越したいと思って「ペット飼育OK」の物件を探しても、問い合わせると「犬1匹まで」のところが多く、なかなか2匹飼える物件がありませんでした。
—— 旭化成のペット共生型賃貸住宅はどのように知ったのですか?
インターペットに参加した際に、旭化成さんがブース出展していて、「ペット共生型賃貸住宅」についてプレゼンされているのを見かけました。ペット共生は郊外ばかりに建っていると思っていたので、都内にもたくさん物件があることを知って驚きました。

インターペットの様子はコチラ

—— 実際にご入居されていかがですか?
ペット可に住んでいた時は、少し吠えただけでもドキドキしていましたが、今は周りにペットを飼っている方が多いので「お互い様」という感じがあります。犬を飼っていることに対して“特別感”がないというか、自然な感じで犬と生活できるところが良いです。
2匹連れていても、特別注目されるわけではないですし、楽な気持ちで過ごせています。
ペットスペースやイオン発生機があるところも良いと思います。

ペットスペースはトイレスペースとして使用。上部の収納にはペット用グッズがぎっしり。

—— ありがとうございます。
奥様は色々と犬のことを学ばれているそうですね。
以前ビリーが熱中症や胆嚢の病気になったことがきっかけで、犬のことについて色々と勉強するようになりました。
もともと勉強していたトレーニングに加え、ホリスティックケア、アンチエイジングケア、行動学など…。栄養学についても勉強していて、2匹とも手作り食を食べさせています。
レイは涙やけしてしまうのですが、手作り食にしてから少し良くなった感じがします。

体幹トレーニングのために、バランスボールにも乗せているそうです。

卵白・米粉・カッテージチーズで作ったケーキをヨーグルト・イチゴでデコレーション(I様提供)

ある日のごはん。鳥胸肉メンチとひじきの肉団子、生馬肉、おから、トマト、リンゴなど…色々な食材が入っています。(I様提供)

—— 犬のことを深く知ると、より彼らの気持ちに近づくことができますし、絆も深まりそうですね。
旅行などもよく行かれるのですか?
そうですね。伊豆や箱根、千葉に行くことが多いです。特に以前は都心に住んでいて、ワンコ達が自然に触れる機会がなかったので、積極的に行っていました。

那須へ旅行した時の1枚。那須どうぶつ王国に立ち寄ったそうです。(I様提供)

—— 最後に、お二人にとってビリーくん&レイくんはどのような存在ですか?
(奥様)家族です。でも、「ワンコ」です。そこは一緒にしてはいけないと思います。私は彼らの「自主性」を尊重したいですし、犬らしい「本能」をできる限り損なわないような生活をさせてあげたいと思っています。
(ご主人様)2匹飼育するのは大変かなと思っていましたが、それほどでもなかったです。2匹いることで、それぞれの個性が際立つような気がします。例えば、ビリーは運動が得意なのに、レイはボールキャッチもなかなかできなかったりします。同じ犬種でもこんなに違うのかと驚かされますし、面白いなと思います。

I様ご夫婦は関西にお住まいの時に震災の経験があり、その時にクレートの重要性を思い知らされたそうです。『ただクレートに“入ることができる”ようにするだけでなく、愛犬達にとって“安心できる”ところにすることが大切』とおっしゃっていました。

犬と飼い主との関係は様々だと思いますが、I様ご夫婦のように、犬のことを知り、理解することで、その信頼関係はさらに強く、深まっていくのだなと感じました。

インテリアにも、ビリーくん&レイくんに対する愛情が感じられます。

引き出しにはケア用品がいっぱい。リードも目的や状況によって使い分けているそうです。

記念のツーショット☆