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にゃんカレッジイベントレポート

2020 オンラインにゃんカレッジ

2020.11.07 <午前の部>

猫の知識を増やしたり、猫グッズを作ったり、愛猫との生活がさらに楽しくなるセミナーとワークショップを組み合わせた毎年恒例の「にゃんカレッジ」。この大人気のイベントも2020年は新型コロナウイルスの影響で開催が危ぶまれました。しかし、なんとか継続していきたいという強い思いから、今回はオンライン生中継という初の試みでの開催となりました。
イベントは内容を変え午前の部と午後の部、合計2回開催。Zoomでのライブ配信を行い、計30組以上の皆様にご自宅から気軽にご参加いただくことができました。

ここでは午前の部のレポートをお届けします!

  • 生配信は浅草にある【猫カフェ MONTA】から行いました。配信中は時折MONTAの可愛い猫ちゃんたちが画面に登場して和みましたね。

開始時間が近づくと参加者様が次々に画面上に現れて一気に賑やかになり、イベントムードも高まります!
オンラインということで、小さなお子様と一緒に参加してくださったり、関西にお住まいのご入居様にご参加いただけたりできたのもとても嬉しいことでした。
皆様、このイベントを心待ちにしてくださっていたのが画面から伝わってきました!

  • さぁ、司会者の「イベントスタート!」の合図で参加者全員がカメラに向かって手を振って、いよいよイベントの始まりです!

●第一部 ワークショップ●

アーティストの長友心平先生による「誰でも簡単☆猫顔の描き方」のワークショップが行われました。

  • 長友先生は絵画教室や似顔絵イベントを全国で展開されていて、カラフルかつハートフルな動物の絵を描かれます。

  • 読者の中には「我が家の猫のイラストを可愛く描けたらいいな」と思っている方がいらっしゃるのではないでしょうか。実は今回、犬を飼っている入居者様で「絵が趣味で、ゆくゆく猫の絵を描いてみたくて参加しました」という方も。
    今日は色鉛筆を使って、ハガキに猫顔を描いていきます。皆さん、事前にお送りした色鉛筆とハガキの準備もバッチリです♪

先生は大きな画用紙を使ってレクチャーしながら、皆さんと一緒に猫顔を描いていきます。
実は最初の「我こそは画伯という方はいらっしゃいますか?」という先生の質問には、首を振っていらっしゃる方多数。でも大丈夫、今日は基本の猫顔を簡単な絵描き歌風に楽しんで描いていきますよ。

鉛筆を手に取る前に、猫顔をどういう風に描くのか、丸・三角・アーモンドの形の目といった形を解説。この形の理解が絵を描くうえで大切なんだそうです。

では猫の輪郭となるきれいな丸を描くことから始めましょう。丸をきれいに描くにもちょっとしたテクニックがあるんですね。輪郭に続いて、耳→鼻・口→目の順番で描いていきます。

  • 先生直伝の絵描き歌風の描き方だと「絵を描くのが苦手」という方でも、手軽に絵を描くことができます。輪郭から始まって耳、鼻、目を描いて色を足していくとだんだん自分のアート作品に!皆さん、夢中になって色鉛筆を走らせています。

  • 絵を描きながらも、先生からは鉛筆の持ち方や目の描き方のポイント、色の塗り方や線の引き方などちょっとしたコツが次々飛び出してきて、とっても得した気分。

さぁ、世界で1枚だけの猫ちゃんの絵が描き上がりました!画面越しに出来上がりを見せていただき、先生からコメントやアドバイスをいただきます。
「皆さんとても上手でいい絵ですね」と先生も驚く出来栄えの作品がずらり。

  • なんと、猫顔だけでなく長友先生の似顔絵を描いてくださった方も。これには先生も大喜びでした!

ワークショップを終えて「実際に描いてみたらとても楽しかった」という声をたくさんいただきました。
先生が最後に「これを機に毎日描いてアートを楽しむ猫ちゃんライフを送ってくださいね」とおっしゃっていましたが、これからのクリスマスやお正月の季節、ぜひ練習を重ねてカードなどに可愛い猫顔の絵を添えてみてください!喜ばれること間違いなしですよ。

●第二部 セミナー●

「家族として知る猫の行動学」と題し、もっともっと猫のことを知ることができるセミナーを濱保衣都子先生に行っていただきました。

  • 濱保先生はペットスクールで講師をされるとともに、国内外のキャットショーの審査員もされていらっしゃいます。

  • 今回は猫の行動についてのお勉強。…といっても堅苦しさは全くなく、皆さん思い思いにドリンクを飲まれたりしてリラックスムードでセミナーが進んでいきました。

まず猫と犬の違いを頭に入れてから、詳しく猫ちゃんの習性についてレクチャー。
尻尾をパタパタさせるときの気持ちや耳からわかる感情表現、猫の挨拶や喉をゴロゴロ慣らす理由、猫が何もない場所をじっと見つめているわけなど、猫を飼っている方なら「わかるわかる」「なるほど」「そうだったの!?」ということが盛りだくさん!

  • 私たちが猫に「おいでおいで」と手を出している姿は、猫の気持ちになってみると「大好きで尻尾をあげている」様子に見えるそうですよ。

  • 猫がベッドの上でウンチをする行動も、先生は猫の行動学を知っているからこそ回避する方法を編み出したそうです。さすがですね!
    興味深いお話が次々と飛び出し、熱心にメモを取っている方もいらっしゃいました。

  • MONTAの猫ちゃんをモデルに、猫を遊ばせるコツやおもちゃの動かし方の実践もありました。

後半には質問コーナー。
「食欲不振の場合はどうしたらいいですか?」「怖がりな猫にはどう接したらいいですか?」「にゃんにゃん鳴く意味を教えてほしい」など事前に寄せられていた質問に加え、チャットでも「耳の聞こえない猫で気を付けるべきことは?」「鳴き癖を治す方法はありますか?」「猫とおもちゃで遊ぶ時間はどのくらい?やめるタイミングは?」など続々と寄せられて、先生にお答えいただきました。

  • 「猫の行動学で“猫あるある”が色々出てきて、今まで不思議に思っていたことが分かってとても嬉しかったです」「知らなかったことがたくさんあってとても勉強になりました」など感想をいただきました。
    今回学んだ猫の気持ちを参考におうちの猫ちゃんに接してあげてくださいね。

●じゃんけん大会●

イベントの最後には豪華景品がもらえるじゃんけん大会で盛り上がりました!

  • ご用意していた賞品の猫関連賞品に、濱保先生手作りの猫じゃらしも加わりました。全員、気合十分ですね。それではみんなで、じゃんけん、ぽん!

  • 勝った方は“勝ち”のカードを画面に向けてフリフリしてアピール。

  • 最後まで勝ち抜いた方は「やったー!」と大喜び。勝てなかった皆さんも温かい拍手でお祝いしていました。

アートで感性をフル活用したり、楽しく猫の気持ちを勉強したり、充実したコンテンツで一緒に盛り上がったオンラインにゃんカレッジ。アンケート結果でも、イベントの満足度は100%でした。
「オンラインイベントは初めてでしたが、自宅で猫もそばにいながら参加ができてとても楽しかったです」「コロナで色々イベントがなくなっている中でもこうやって皆さんとつながれて、コミュニケーション取れながら参加できて楽しめました」など、嬉しいお声を頂戴しました!ご参加くださった皆様、どうもありがとうございました。

今回はリアルイベントとは一味も二味も違ったオンラインイベントでしたが、モニターの画面越しに皆様の愛猫が登場するなど、オンラインならではのシーンも見られましたね。
これからも+わん+にゃん倶楽部では、皆様からのご意見やご要望を伺いながらさまざまなイベントを企画・開催してまいりますので、またのご参加をお待ちしております。

長友先生と濱保先生、手作りの猫耳をつけておちゃめなポーズです!