建替え実績

調布富士見町住宅
建替え事業

都市計画法一団地の解除と公道の移設により、従前の3倍超の床面積を実現

  • Before5階・5棟
    延床面積10,470㎡
  • After8階・2棟
    延床面積35,810㎡

    都市計画法一団地の解除と
    公道の移設を実現した建替え

    調布富士見町住宅は1971年に東京都住宅供給公社により分譲された5棟・176戸の団地でした。建替えに当たっては都市計画法11条の「一団地の住宅施設」の解除や、団地内を横断する公道(調布市道)が建物計画上極めて不利な位置に敷設されているという課題の解決が必要でした。管理組合ではこれらの課題を解決し、敷地を有効に活用した建物計画を希望されていましたが、二つの課題はいずれも行政が管轄する事案であり、解決には調布市をはじめとした関係各署との協議が必要でした。

    団地内の合意形成と2つの課題解決を
    理事会と協力しながら推進

    事業協力者に選定された当社は、区分所有者の高齢化率と外部居住率の高さだけでなく、空き家率も高いという団地に固有の課題がある中での合意形成と、都市計画法一団地の解除や公道の移設に関する行政協議という二つの活動を理事会と協力しながら進めました。合意形成活動では、理事会の発案で「談話室」と名付けられた区分所有者の皆様が安心して参加し、自由に発言や相談ができる懇談会の開催や高齢者支援の専任担当を配置しました。行政協議では、管理組合の皆様と当社が協力しながら関係各署との協議を進め、「一団地の解除」と「公道の移設」を実現しました。移設された公道は建物敷地側に設置された空地や樹木と一体化して「コミュニティ道路」としての美しい景観を実現しています。

    [ 建替え経験者の声 ]

    • 元副理事長インタビュー 建替え検討の経緯を伺いました。
    • 元副理事長インタビュー 新マンションでのコミュニティ形成について伺いました。

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