事例・コラムアーカイブ

土地売却と遺産分割

さて、今回は土地の売却と遺産分割の方法について書かせていただきます。

A様よりご相談がありました。3カ月前にお父様がご他界。その所有地を相続し自宅を建替えをご希望。兄弟が他に2名様いらっしゃるとのこと。そこでまずは相続人皆様のご希望を整理するところから始めましたが、ここでA様と弟様たちとのギャップが明解になりました。

そうなんです。A様は土地を半分くらいもらわないと希望の間取りがとれない、とお考えの一方、弟様たちは各人1/3ずつとお考えでした。幸い兄弟間で争いがある訳ではなく協力関係は築けましたので、私どもでアドバイスさせていただくこととなりました。
私どもでは常々、

  1. 問題点を明確にする
  2. 要望(ギャップ)を明確にする
  3. 税務や役所の規制等を踏まえ調整する

このように提案を行っております。これは税務・法務に加え不動産の実務にも通じていなければ出来ません。

今回は、はっきり言えば、弟様たちの手取額を確保しつつA様の相続する土地が半分あれば良い、ということでした。そこで3,000万円控除と軽減税率の特例と代償分割を組み合わせて提案しました。

簡単に言えば以下のように実行していきました。

ア)当該地は居住を続けているA様に相続させる
イ)A様名義で土地の半分を売却
↑ここで3,000万円控除と軽減税率の特例を使います
ウ)売却後、代償金として弟様たちに売却金をそれぞれ渡した
↑これを代償分割として遺産分割協議しました

結果、弟様たちの手取額が増え、A様は土地を半分手に入れ、無事ご希望の間取りでお建替えが実現出来ました。

このように相続(遺産分割)は税務・法務に加え建築法規など複数の問題が絡むことがよくあります。税務面では問題無いが建築(土地活用)の面では最悪の解決方法(建築できないなど)になったり、民法的には解決しても相続税が高くなったり贈与税が発生することもあり得ます。

相談する相手によって得られる利益が随分違う、という事例でした。

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