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ペットに関するお悩み疑問を獣医師とトレーナーが解決

+わん+にゃん Q&A

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健康相談

Q1

犬が頻繁にしゃっくりをする
わん にゃん

しゃっくりは横隔膜の痙攣によって起こります。体が緊張しやすくなる寒い時期は、しゃっくりが頻繁に起こることもあります。
ただ、しゃっくりだと思っていたら、実は病気だったという場合もあります。心疾患、てんかん、呼吸器疾患などが潜んでいる可能性もゼロではありません。症状が悪化してくるようであれば、早めの受診をお勧めいたします。1日何回、1回あたり何秒くらいしゃっくりをしたか、記録をつけてみましょう。記録をつけることで、症状が悪化しているのかが判断しやすくなります。また腸内に異常がある場合にしゃっくりが出る場合もあるので、食欲や排便の状態がいつもと変わりがないか注意してみてください。

Q2

6ヶ月の仔犬。お腹が突然きゅるきゅる鳴ることがある。元気はあるが、食欲がない。
わん にゃん

仔犬はもともと消化機能が成犬に比べ弱いです。合わない食事やおやつなどは、消化不良を引き起こしてしまいます。また、お腹(体)が冷えると消化不良を起こすことがあります。
すぐに病院に連れて行けない場合は、まず体を休ませてあげることが大切です。お腹が痛かったり胃腸に不快感があるときに無理に動いたり食べると、悪化してしまうことがあります。わんちゃんが食べたがらない場合は食事を抜いても良いでしょう。まずは体をあたため、ゆっくりと休ませてあげましょう。
ただし、食欲不振が3日以上続く、下痢・嘔吐がある、血便がある、等の症状がある場合は、早めに受診してください。

Q3

6ヶ月の子猫。ペットホテルから帰ってきてから元気・食欲がない。
わん にゃん

猫は神経質な性格なため、ホテル等に預けると食欲が落ちることがよくありますがたいていの場合は自宅に帰ると安心し、元気・食欲は数日以内に戻ります。水を飲んでいない、排便していない、排尿回数が減った、吐いているなどの症状がある場合は早めに動物病院を受診しましょう。子猫の食欲低下は何か病気のサインの可能性もあります。元気がないのであれば早めの受診をおすすめいたします。受診の際にホテルでの様子を聞かれることもあるので事前に預かり中の様子(食欲・排尿・排便等)を聞いておくと良いと思います。

Q4

中型犬の成犬。平日長時間室内で留守番させることによるストレスが心配。
わん にゃん

お部屋の広さがわんちゃんにとってストレスになることをご心配されているようですが、犬は基本的に一日の半分以上を寝て過ごしています。飼い主様がご在宅の時間に、十分なコミュニケーションをとり活動させてあげることで、留守時はほとんど寝て過ごせるようになります。
散歩を嫌がらない性格のわんちゃんであれば、毎日しっかりと散歩をすることで、ストレスの蓄積や運動不足を予防できます。散歩の際も、ただ歩かせるのではなく、途中で指示語を出して止まったり落ち着かせるなどの行為を行いますと、体だけではなく頭も使うので、わんちゃんはさらに充実感を得ることができると思います

Q5

9ヶ月の猫(元野良猫)。いびきをしている。保護したとき猫風邪を患っていた。
わん にゃん

猫がいびきをかく理由は、鼻炎(猫風邪)、軟口蓋過長、肥満などがあります。もともと野良猫ちゃんということですが、動物病院でウイルス検査は行いましたでしょうか。「猫白血病ウイルス感染症」という病気に罹っている場合、免疫力が低下しますので、風邪などが治りにくくなります。

Q6

3ヶ月の猫。エサの量を増やすタイミングがわからない。
わん にゃん

運動量や食欲によっても異なります。よく動き回り、エサを欲しがる様子が多いようでしたら少しずつ増やしていくと良いと思います。基本的にはエサのパッケージに記載のある量を目安に、一度に増やすのではなく、徐々に増やしていくことをおすすめします。消化機能が不完全なため、下痢をしてしまうこともあるので、様子を見て調節してください。
子猫は多少与えすぎても太ることはあまりありませんが、普段から体をよく触り、太ってきたなと思ったら減らして調節しましょう。

Q7

2才の中型犬。最近ドライフードの食いつきが悪くなった。ふやかしたりふりかけをかけると数日は食べるが、また食べなくなってしまう。おやつや人間のご飯は欲しがる。
わん にゃん

おやつや人間の食べ物は欲しがるということですので、食欲が全くないということではなさそうです。もし少量でも食べるのであれば、食餌回数を増やして少しずつ食べさせると良いでしょう。食欲がないからといっておやつや人間のご飯をあげてしまう方もいますが、ますますドライフードを食べなくなったり、下痢を引き起こすことがあり悪循環です。ささみの茹で汁を少しかけてあげることで食べるようになる子もいますので、試してみても良いでしょう。
下痢や嘔吐などの消化器症状がなく、元気があるようであれば食べなくても2日程度は様子を見ても良いと思います。「食べさせる」ことも大切ですが、少しお腹を休めて「食べられる」状態にすることも必要です。

Q8

2才の中型犬。昨日の夜、ゴキブリ駆除剤(成分:フィプロニル)を1個誤食してしまった。すぐに救急に行き、吐かせ、様子見の状態。
わん にゃん

フィプロニルはゴキブリだけでなく、ノミダニ駆除用のスポット剤としても使用されているもので、少量であれば中毒症状を起こすことは少ないと言われています。下痢や嘔吐、流涎(よだれが出ること)、痙攣など、何か症状がある場合は早めに病院で診察を受けたほうが良いと思いますが、食欲・排泄・元気に問題がないようであれば、数日間様子を診ても良いと思います。

Q9

1才の猫。エサを変えたところ軟便になった。エサ自体は気に入っている。
わん にゃん

軟便の状態を継続させると消化管に負担がかかり、重症化・慢性化してしまうこともあります。食べ過ぎでも軟便になることはありますので、まずはフードの量を減らしてみても良いでしょう。それでも軟便が続くようであれば、フードの成分の問題かもしれません。どんなに良いフードでも、体に合わないことはあるものです。“どの成分が合わないのか”を知ることはなかなか難しいので色々なフードを試して、体に合うものを探す必要があります。
ただし、軟便は内臓疾患や感染症等によっても起こることがあるので、軟便以外に気になる症状がありましたら、早めに受診しましょう。

Q10

6才の猫。海のそばに住んでいるが、潮風が猫の健康に影響を与えることはないか。腎臓病を患っており、毛づくろい時などの塩分摂取が心配。
わん にゃん

実際にどの程度健康に影響を与えるかは、データがないのではっきりとは言えませんが、猫ちゃんのこまめに体を拭いたり洗ってあげることで、被毛のツヤを保ち、毛づくろい時の塩分摂取を防ぐことができます。頻繁に毛づくろいをしているのは、もしかしたら被毛のべたつきや毛の絡み、痒みがあるからかもしれません。こまめに猫ちゃんの被毛のお手入れ(拭き取り、シャンプー、ブラッシング等)をすることでその行為自体も減ってくる可能性があります。

Q11

1才の猫。数日前におもちゃのヒモを誤飲し、昨日吐いた。猫の体調に変化はなさそうだが、病院へ行くべきか迷っている。
わん にゃん

飲みこんだ紐は全て出てきているのでしょうか。まだ体内に紐が残っている場合は腸閉塞等を引き起こす可能性があるので、動物病院にて早めに処置を行う必要があります。誤飲した紐が全て吐き出せているのであれば、緊急性はあまりないと考えられますが、数日間体内に異物があったのであれば、消化管に炎症を起こしている可能性もあります。吐き気がおさまっており、食欲や排泄に問題がないということであれば、しばらく様子を見ても良いと思いますが、嘔吐が続いたり、便秘や下痢、血便等がある場合は早めに受診しましょう。

Q12

18才の猫。寝ていることが多くなり、思うようにエサを食べなくなってきた。無理矢理食べさせるべきか。
わん にゃん

高齢になると、筋肉量の減少に伴って運動量も減るため、体があまり食事を求めなくなってくることが多いです。ただ、食餌量が減ってしまうと便秘などの問題が起きてくることもあるので、一定量食べさせることも必要です。あまり食欲が出ないようであれば、ご飯の少し前に起こしてあげるのも良いと思います。エサを食べる少し前に起こして、体が食事を受け入れられる状態に準備してあげると、少しは違うかもしれません。また、体力の低下に伴って、1回で食べられる量も減ってくる場合があります。その場合は食餌回数を増やして、小分けに与えてみても良いと思います。ささみのゆで汁などをエサに少しかけて風味づけしてあげるのも良いでしょう。

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しつけ相談

Q1

留守中にトイレシーツをぐちゃぐちゃにしてしまう
わん にゃん

一人になる寂しさ・不安だけでなく、普段のコミュニケーション不足、運動不足が原因となっていることがあります。普段から十分な運動をしているにも関わらずこのような行動をしてしまうということであれば、暇つぶしにいたずらしていることが多いです。知育玩具(フード等を詰められるおもちゃ)を上手に利用し、愛犬が飽きることのないような環境つくりをしてあげましょう。また狭いサークルで留守番させるとストレスがたまってしまい、このような問題行動を起こすことがあります。なるべく大きめのサークルを使用すると良いと思います。

Q2

成犬。食糞してしまう。
わん にゃん

仔犬ではよく見られる行動です。成犬になっても食べてしまう場合、空腹、消化不良などの原因が考えられます。また暇つぶしで食糞する場合もありますので、おもちゃを上手に利用し、気を紛らわせてあげると良いです。食糞した際に、飼い主さんが大騒ぎしたりしてしまうと、犬は逆に喜んでしまい、注目を集めるために食糞がエスカレートすることもあります。また叱ってしまうと、「排便」自体が悪いことだと思い込み、排便の痕跡を消すために食糞を助長してしまうこともあります。もし食糞を見つけたら、大騒ぎすることなく、静かに片付けるようにすると良いと思います。

Q3

仔犬。甘噛みがひどく、飼い主の手や服を噛む。
わん にゃん

仔犬の歯の生え変わりの時期はむず痒さから色々なものを噛もうとします。生理的欲求の部分もあるため、やめさせることは難しいですが、飼い主の手や服を噛ませるのは良いことではありません。仔犬の時期に「飼い主の手や服を噛んでよい」と認識してしまうと、成犬になってからも噛みついてくるようになってしまいます。もし愛犬が飼い主の手や服を噛んでくるようでしたら、大騒ぎせずに「ダメ」「NO」などの言葉で制止し、愛犬の口から手や服を離し、噛んでも良いおもちゃを与えるようにしましょう。「噛みたい」という欲求を押さえることは難しいので、「噛んでも良い」ものを噛ませることが重要です。言葉で制止する際は、ご家族の中で統一した言葉を使うようにすると良いでしょう。

Q4

インターホンが鳴ると吠える。おやつをあげて紛らわせているが、おやつがなくなるとまた吠える。
わん にゃん

インターホンが鳴って吠えた際におやつをあげてしまうと「吠えたらおやつがもらえる」と認識してしまう可能性があります。インターホンに対して吠えてしまった場合は、まずは「マテ」「NO」などの指示語で吠えやませ、吠え止んでからおやつを与えるようにしましょう。するとだんだんと犬の方でも学習し、吠える時間が短くなることが多いです。

Q5

10ヶ月の猫。留守番が多いせいか、「遊んでほしい」と明け方や夜間に盛んに鳴く。
わん にゃん

要求鳴きには「無視すること」が効果的です。要求鳴きに応えていると、ますますエスカレートしてしまい、猫ちゃんが飼い主様をコントロールする状態となってしまいます。夜間・早朝に活動する要因のひとつとして、運動不足も考えられます。水・トイレ・寝床の位置を高さを変えたりすることで、留守時にも多少運動を促すことができます。

Q6

1才の小型犬。最近散歩中に他の犬に(小さい頃からよく遊んでいる犬に対しても)威嚇するようになった。噛むほどではない。
わん にゃん

遊んでいる時に唸っているようであれば、興奮によるもので、他のわんちゃんでもよくある事ですので、それほど問題は無いでしょう。他の犬を見かけるだけで唸ったり吠えたりするようでしたら問題なので、直接トレーナーから指導を受ける必要があるかもしれません。飼い主様ご自身で出来る対処方法の一つとして、わんちゃんの興味のあるおやつ・オモチャ等で気を逸らす方法があります。お散歩中に他のわんちゃんが来たら、なるべく唸りだす前に気を逸らしてあげると良いでしょう。

Q7

7ヶ月の小型犬。朝晩散歩をするようになったら、室内で排泄しなくなった。雨の日なども散歩に行く必要があり、困っている。
わん にゃん

いくつか方法がありますが、まずはお外で排泄する際に何か合図を掛けて、合図を覚えさせましょう。お外で排泄する際に毎回同じ合図を掛けてやり、排泄が終わったら褒めてあげます。
そうすると、合図を切っ掛けに排泄に繋がっていきますので、合図を覚えたらお家の中で実践です。最初は戸惑うかもしれないので、オシッコの臭いがついたペットシーツを用意しておくと良いかもしれません。出来たらしっかりと褒めてあげることも忘れずに。

Q8

8ヶ月の猫。毎晩玄関で大きな声で鳴く。
わん にゃん

鳴く理由は、「外に行きたいから」と考えるのが一般的です。病院以外でお外に出していないということですが、その数少ない外出経験でも、その時に外の世界に興味を持ったのであれば、「外に行きたい」と思うでしょう。家族構成に変化があったり、模様替えなど生活に変化があった場合、それをストレスに感じて「外に行きたい」と思うことも考えられます。そのほか、発情行動として鳴いている可能性もあります(去勢手術をしても発情行動が残る場合もあります)。
対策として、まずコミュニケーションをしっかりと取ってあげることが重要だと思います。しっかりと遊んであげることで、外への興味をそらし、疲れさせることで寝る時間が増え結果的に鳴く機会・時間を減らすことができる場合があります。体力がある時期ですので、たっぷりと遊んであげましょう。

Q9

11ヶ月の犬。飼い主の手や足を噛んでくる。
わん にゃん

運動不足からくるストレスが原因かもしれません。しつけをする前に、まずはしっかりと運動し、ある程度体力を発散させてあげたうえで、しつけを行うと良いでしょう。しつけ方法としては、手や足を噛んで来たら、噛まれている箇所をわんちゃんの目の前に突き出しながら「痛いっ!!」と少しビックリさせるように叱ってみてください。その際に手や足を引いたり隠したり遠慮した叱り方をすると、問題行動が治まるばかりか、より興奮させてしまう事がありますので、飼い主様は毅然とした態度で向き合う事が重要です。初めはワンちゃんにリードを付けて練習しても良いでしょう。叱るタイミングでリードを一瞬だけ横に引くことで、意識を切り替えることが出来ます。この方法が難しいのであれば、無視する方法が良いでしょう。ワンちゃんは飼い主様の反応を楽しんでいる場合もあるので、反応をしないだけでも治まる場合があります。

Q10

3才の犬。トイレシートを変えてから、排泄の失敗が多くなった。
わん にゃん

犬の場合、急にシートの質感やにおいが変わっただけで、全く別のものと認識してしまう場合がございます。もし、以前使っていたシートがあるならば、一度以前のものに戻していただいて、新しいシートと併用して徐々に慣れさせてあげると良いかと思います。以前のシートが何らかの理由で用意できないのであれば、排泄しそうなタイミングでおトイレに連れて行って、出来たら褒める、といったように、また1から練習する必要があるかもしれません。ペットシーツ自体にもオシッコのにおいがついていた方が良いので、例えば室内で失敗してしまった際は、まずペットシーツで拭き取って、そのシーツをトイレの場所に置くようにしましょう。お散歩中にオシッコするタイミングで、ペットシーツににおいを付けるのも良いでしょう

Q11

2才の犬。一度くわえた物を放さず、取ろうとすると咬んでくる。
わん にゃん

所有物を守る時に起こる攻撃と、食べ物を守る攻撃は、飼い主様と犬との関係が逆転している時に起こりうる行動です。本来ボスである人間が、注意したりわんちゃんの物をとっても、逆らったりしてはいけないですが、今は指示を聞く耳が無く、攻撃をする形になっています。飼い主様が出来る対処としては、日頃の接触の仕方を見直すことをお勧めします。たとえば散歩で玄関から出る際も人間から出たり、歩いている最中もフラフラさせずに歩いたり、人間の前に出さないように歩くことです。2才半という事でだいぶ自我が強くなっており、注意をした際に反抗してくるかもしれません。自身でのしつけが難しい場合は、トレーナーから指導を受ける事をお勧めします。

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